”令和のブラックマンデー”が私たちの生活に影響を及ぼす!?

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8月6日㈫です

おはようございます!
下記のように、日経平均株価は史上最高値をつけたかと思えば、その14日後に史上最大の下落を経験することになりました。

令和のブラックマンデーと呼ばれるでしょう!
ブラックマンデーについては下部をご参照ください。

”7月22日、日経平均株価は大きく値上がりし、終値では3万9098円68銭をつけ、バブル絶頂期の1989年12月29日の史上最高値・3万8915円87銭を34年ぶりに更新したというニュースがありました。”

”そして、昨日8月5日㈪は、アメリカの景気減速への懸念や円高の進行を受けて全面安の展開となり、日経平均株価の終値は4400円を超えるかつてない急落となりました。

世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円を超えて過去最大の下落幅を記録しました。”

株価の下落は私たちの生活にどんな影響をもらすのでしょうか?

それは以下です。この7つのうち、皆さんそれぞれが懸念するところはどこでしょうか?

昨日、20年来の友人から佐賀県で住宅を購入しようとおもうけど、どう考えたらいいかな?という相談が来ました。
以下で照らし合わせると5に関係してくるかと思います。
上がってきた住宅価格は下がる傾向にあり、少し様子をみてみるという選択も出てきます。

そのように経済の変化は、私たちの生活とすぐにまたはじわりと影響を与えてきます。
それに伴い、保険だって考えた方がいいのです。私たちの生活は、”生(なま)”です。

ということは、生活を保障する保険も”生(なま)=生き物”なのです。
この先10年、20年、30年先の世の中を予測しながら、自分自身の人生を考える。
そして、保険もそれに即して考える。こういう姿勢が本来保険の検討にも求めらます。
とはいえ、予測は難しいところはありますが、楽しい学びと捉えて、じっくり考えてはと思います。
いつでも相談のります!早朝でも!朝4時~OK!

前も書きましたが、保険を考えること=人生や世の中を考えることです。
決して、わけのわからないもの(保険)を口がうまいセールスマンに押し売りされる時間ではないですw

 

1. 資産価値の減少

株価の下落は、株式を保有している個人や機関の資産価値の減少を引き起こします。特に退職金や年金の一部を株式で運用している場合、老後の生活設計に大きな影響を与えることがあります。

2. 消費意欲の低下

株価の下落は、消費者心理にも影響を与えます。資産価値が減少することで、消費者は将来に対する不安を感じ、消費を抑える傾向があります。これが経済全体の消費活動を低下させる原因となります。

3. 企業活動への影響

株価の下落は、企業の資金調達能力にも影響を与えます。株価が下落すると、企業は新たな株式発行による資金調達が困難になり、設備投資や研究開発などの活動を縮小せざるを得なくなることがあります。

4. 失業率の増加

企業が業績悪化を理由にコスト削減を行う場合、最も影響を受けるのは労働者です。リストラや雇用停止などの形で失業率が上昇し、これにより個人の生活が直接的に影響を受けます。

5. 住宅市場への影響

株価の下落は、住宅市場にも影響を及ぼします。消費者の資産価値が減少し、消費意欲が低下することで、住宅購入を控える動きが見られることがあります。これが住宅価格の下落を引き起こし、住宅ローンの返済にも影響を及ぼす可能性があります。

6. 金融システムの安定性

株価の急激な下落は、金融システム全体の安定性にも影響を与えます。特に、金融機関が多くの株式を保有している場合、その損失が金融機関の健全性に直接影響を及ぼし、最悪の場合には金融危機を引き起こす可能性があります。

7. 政府の政策変更

株価の大幅な下落は、政府や中央銀行による政策変更を促すことがあります。例えば、金融緩和政策や景気刺激策が実施されることがあります。これが生活に間接的に影響を与えることもあります。

これらの影響は、個々の状況や経済環境によって異なりますが、株価の下落は多くの人々の生活に多面的な影響を与える可能性があります。

 

(参考)

ブラックマンデー(Black Monday)は、1987年10月19日に発生した世界的な株式市場の大暴落を指します。この日は、世界中の株式市場が大幅に下落し、特にアメリカのダウ・ジョーンズ工業株平均が一日に22.6%も下落しました。これは株式市場史上最大の一日の下落率であり、経済界に大きな衝撃を与えました。

# 背景と原因
ブラックマンデーの原因は複数ありますが、以下が主な要因とされています:

1. コンピュータ取引の普及
当時、コンピュータを利用したプログラムトレーディングが普及し始めていました。これにより、大量の売り注文が一斉に発生し、相場が急落するきっかけとなりました。

2. 貿易赤字と金利
アメリカの貿易赤字が拡大し、金利が上昇していたことが、投資家の不安を助長しました。

3. 円高とドル安
1985年のプラザ合意以降、円高ドル安が進行し、日本をはじめとする諸外国の投資家がアメリカ株式市場から資金を引き揚げる動きがありました。

4. 市場の過熱感
1980年代半ばからの株価上昇が急激であり、バブル的な過熱感が市場に広がっていました。

#結果と影響
ブラックマンデーの影響は甚大で、世界中の市場に波及しました。以下は主な影響です:

1. 経済への影響
短期的には大きな経済的混乱を引き起こしましたが、長期的な景気後退には繋がりませんでした。これは中央銀行や政府が迅速に対応したためです。

2. 金融規制の強化
この出来事を契機に、金融市場の透明性やコンピュータ取引の監視強化が進みました。アメリカでは、証券取引委員会(SEC)が新たな規制を導入しました。

3. 投資家心理の変化
ブラックマンデーは投資家のリスク意識を高め、ポートフォリオの分散投資やリスク管理の重要性が再認識されました。

# ブラックマンデーの教訓
ブラックマンデーは、市場の不安定性や投資家心理の脆弱性を明らかにしました。この出来事は、現代の市場でもリスク管理の重要性を強調する教訓として残っています。金融市場の変動を予測することの難しさと、適切なリスク管理の必要性を改めて認識させる出来事として、経済学や金融の分野で重要なケーススタディとなっています。

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